首相、夫婦別姓法案で閣議決定に応じるよう要求 亀井氏明かす(産経新聞) |
国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は20日、鳩山由紀夫首相と17日に会った際、選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正案について、国民新党が国会で反対することを容認する代わりに亀井氏自身は閣僚として閣議決定に応じるよう求められたことを明らかにした。亀井氏は拒否したという。首相は、自民党にも一部、法案に賛成する議員がいることから、政府が提出すれば国民新党が反対に回っても成立すると判断したとみられる。 東京・有明で開かれた「夫婦別姓に反対し家族の絆(きずな)を守る国民大会」(呼びかけ人・ジャーナリストの桜井よしこ氏ら)で、亀井氏が語った。 それによると首相は17日、亀井氏に「国会に出すだけ出させてください。国民新党は反対してもかまいません」と持ちかけたという。社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相や千葉景子法相からも法案提出を認めるよう再三要請されていることも明かした。 その上で、亀井氏は「孤立無援の戦いになろうとも、秋の臨時国会でこの法案が成立しないためにも死力を尽くしてがんばり抜く」と強調した。 集会には約5100人が参加し、民主党から吉田公一、長尾敬両衆院議員も出席した。自民党からは下村博文元官房副長官のほか衛藤晟一(せいいち)、山谷えり子、有村治子の3参院議員が出席。無所属の平沼赳夫元経済産業相も駆けつけた。吉田氏は「体を張って頑張って日本の伝統を守る」と法案反対を表明した。民主党議員が公の場で反対の立場を明確にするのは異例だ。 集会では252万人の国会請願署名が集まったことが報告され、各党・会派の代表に署名簿が手渡された。夫婦別姓に反対する地方議会での議決を求める運動方針も確認した。 【関連記事】 ・ 夫婦別姓は家族崩壊をもたらす ・ 千葉法相、夫婦別姓の今国会提出に改めて意欲 ・ 選択的夫婦別姓で民主紛糾 性急な法案提出に慎重意見も ・ 亀井氏、夫婦別姓に改めて反対「家庭に悪影響」 ・ 個人の自由?家族解体? 選択的夫婦別姓、議論沸騰 ・ 20年後、日本はありますか? ・ 眞子さま、佳子さまご卒業(産経新聞) ・ 北教組事件 党内外から「小林氏辞職を」 本人は否定(毎日新聞) ・ 高校無償化法案が衆院通過へ=子ども手当法案も(時事通信) ・ 稲川会代表代行者に清田理事長=官報に公示−東京都公安委(時事通信) ・ 介護中の妻の首絞め殺害、容疑の72歳夫逮捕(読売新聞) |
by daue7ppeff
| 2010-03-24 07:52
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